ユースケース
課題
ゲスト(エンドユーザー)と、チャットオペレーター間で発生する個人情報のやり取りを厳格化したい。
<ケース>
データとして残したくない個人情報が、意図せずにゲスト(エンドユーザー)から
チャットメッセージで送られてくるケースがある。
機能の活用
以下のMOBI AGENTの追加オプションを利用することで、個人情報に該当する可能性のある情報
(以下、個人情報とする)のやり取りを厳格化することができます。
・個人情報が送られた際に、管理者やオペレーターが気付きやすくするための『個人情報検出アラート オプション』
・個人情報を、ゲスト(エンドユーザー)から送信できないようにする『個人情報送信制御オプション』※本機能はWeb小窓でのみご利用可能です
・個人情報が送られても、データに残さないように自動削除するための『個人情報自動削除予約 オプション』
設定方法
以下に設定方法を記載しますが、いずれのオプションもデフォルト設定では機能OFFになっている
可能性がありますので、使用いただく際には弊社担当者までお問い合わせください。
◼️個人情報検出アラートオプション
mobi Adminにログイン後、ドメイン設定管理_ドメイン設定 > ドメインオプション設定 > 個人情報検出アラート から抽出対象を選択します。
抽出対象としたい情報のトグルスイッチをONにします。
抽出対象ONにした情報が送られた際には、キャプチャのようなアラートが上がるようになります。
■個人情報送信制御オプション
※ご利用いただくには個人情報検出アラートオプションへのお申し込みも必要です
mobi Adminにログイン後、ドメイン設定管理_ドメイン設定 > ドメインオプション設定 > 個人情報検出アラート から抽出対象を選択します。
個人情報検出アラートの抽出対象ONにした情報に対して、「個人情報をマスキングして送信する」
または「個人情報の送信を許可しない」を選択することで、
選択した送信制御をかけることができるようになります。
送信制御をかけた場合の、ゲスト(エンドユーザー)側の表示画面は、キャプチャを参照ください。
■個人情報自動削除予約オプション
※ご利用いただくには個人情報検出アラートオプションへのお申し込みも必要です
※本機能を利用したい場合、個人情報送信制御オプションはご利用いただけません
mobi Adminにログイン後、ドメイン設定管理_ドメイン設定 > ドメインオプション設定 > 個人情報検出アラート から抽出対象を選択します。
抽出対象ONにした情報が送られた際には、
キャプチャのように自動で個人情報に該当するメッセージをキーワード削除する予約が自動で行われます。
その状態でルームが「完了」されると、SV/管理者に削除予約の申請がされます。
<補足>
・個人情報自動削除予約は、有人対応と無人応答かかわらず、ゲストのメッセージが対象となり、従来の「キーワード削除予約」同様にSV/管理者が承認処理を行うことでチャット履歴から削除されます。
・自動検出された「キーワード削除予約」はオペレーターからキャンセル可能です。
まとめ
本記事では、『個人情報に関するオプション機能』についてご紹介しました。
この機能を活用することで、ゲスト(エンドユーザー)とチャットオペレーター間の
個人情報のやり取りを厳格化し、適切な管理が可能になります。
個人情報の検出アラートや送信制御、自動削除といったオプションを組み合わせることで、
データの残存リスクを軽減し、より安全な運用を実現できます。
個人情報の適切な管理に、本機能をぜひご活用ください。