このStepでは、「資料請求」を希望するエンドユーザーからの着信を想定した着信シナリオVoiceタイプを作成します。
実際にMOBI VOICEの画面を操作しながら、下図のサンプルシナリオを作成してみましょう。
※サンプルシナリオは「ビジネスプラン」のご利用を想定したものとなり、サンプルシナリオ内で使用するオプションには「スタンダードプラン」では使用できないオプションが含まれます。
関連情報
このStepで利用する主な機能
- 音声認識オプション
- 人名特化型カナ変換
- 復唱
- 読み上げ速度
- 復唱時の数字読み上げ
- ボタン入力
- 桁数指定
- 自動入力終了
- タイムアウト
機能の詳細は、「関連情報」よりユーザーマニュアルをご参照ください。
※スタンダードプランでは利用できないオプションがあります。
目次
1. シナリオ基本設定
モビボイス管理画面 左メニューより シナリオ > 着信シナリオ 画面 に遷移します。
[ シナリオ作成 ] ボタンをクリックし、着信シナリオの新規作成を始めます。
1-1. シナリオタイプの登録
「Voice」にチェックを入れます。
1-2. シナリオ名の登録
任意のシナリオ名を入力します。
シナリオ一覧やログなどに表示されるため、別のシナリオと区別がつきやすく、簡潔な名称を推奨します。
例)【サンプルシナリオ】資料請求
2. ボイスメッセージ設定
通話開始後に音声再生される各種メッセージを設定します。
2-1. ガイダンスの登録
通話が開始された後、最初に流れる音声メッセージです。
下記の文言を設定します。
資料請求ありがとうございます
2-2. 設問内容の登録
「ガイダンス」に続いて再生される音声メッセージです。
エンドユーザーに対する説明文および質問文と、各設問に対するオプションを設定します。
設問は「設問内容」エリア下部の [ +設問追加 ] より追加します。
各設問のオプションは設問文入力欄右側のボタンから設定します。
【設問1】について、下記のように設定します。
設問文:
氏名を、姓、めいの順でおはなしください設問オプション:
音声認識オプション 人名特化型カナ変換 利用する
【設問2】について、下記のように設定します。
設問文:
資料送付をご希望されるご住所を、都道府県からおはなしください
【設問3】について、下記のように設定します。
設問文:
資料請求の受付番号をショートメッセージにてお送りいたしますので、ショートメッセージが受信可能な電話番号をプッシュ入力してください。設問オプション:
復唱 利用する
読み上げ速度 変更なし
復唱時の数字読み上げ する
ボタン入力 利用する
桁数指定 11桁、自動入力終了☑
タイムアウト 20秒
💡 用語解説
このセクションで使用する主要な機能について説明します。
音声認識オプション
人名特化型カナ変換
人名を高精度でカタカナに変換する機能です。
- 利用シーン: 氏名を音声で受け付ける設問
- 効果: 「田中太郎」→「タナカタロウ」のように正確に認識
- 注意: ビジネスプランのみ利用可能
復唱機能
ユーザーが入力した内容を、システムが読み上げて確認する機能です。
動作イメージ:
システム: 「電話番号を入力してください」
ユーザー: 090-1234-5678 を入力
システム: 「入力された番号は、ゼロ、キュウ、ゼロ、イチ、ニ、サン、ヨン、ゴ、ロク、ナナ、ハチ です。
よろしければ1を押してください」
設定項目の意味:
- 読み上げ速度: 復唱時の音声速度(変更なし/遅く/速く)
-
復唱時の数字読み上げ:
- 「する」: 「ゼロ、イチ、ニ、…」と1桁ずつ読み上げ
- 「しない」: 「ぜろきゅーぜろいちに…」と連続で読み上げ
なぜ使うのか:
電話番号や会員番号など、重要な数値情報の入力ミスを防ぐためです。
ボタン入力
電話機のプッシュボタン(0〜9、*、#)で情報を入力する機能です。
桁数指定
入力できる桁数を制限します。
- 例: 「11桁」→ 携帯電話番号(090-xxxx-xxxx)
- 例: 「10〜11桁」→ 固定電話(10桁)と携帯電話(11桁)の両方に対応
自動入力終了
指定桁数を入力した時点で自動的に次へ進む設定です。
- ☑ あり: 11桁入力したら自動で次へ(#押下不要)
- ☑ なし: 11桁入力後、#を押して確定する必要がある
💡 どちらを選ぶべきか:
- 桁数が決まっている(電話番号など)→ ☑ あり を推奨
- 桁数が可変(会員番号など)→ ☑ なし を推奨
タイムアウト
ボタン入力を待つ時間の上限です。
- 例: 20秒 → 20秒間何も入力がないと「応答認識不可」となり、設問を繰り返す
- 推奨値: 15〜30秒(短すぎると入力が間に合わない、長すぎると待ち時間が長い)
SMS送信
電話通話終了後に、ユーザーの携帯電話へSMS(ショートメッセージ)を送信する機能です。
利用シーン:
- 受付番号の通知
- 予約完了の確認メッセージ
- 問い合わせ先URLの送付
⚠️ 注意事項:
- 送信先電話番号を事前に取得する必要があります(本サンプルでは設問3で取得)
- SMS送信には別途費用が発生します
2-3. 終了メッセージの登録
シナリオの最後に流れる音声メッセージです。
本サンプルシナリオは「SMSメッセージ送信」を含むシナリオのため、「SMSメッセージ送信後、切電前」のタイミングで再生されます。
下記の文言を設定します。
後日、ご入力いただいたご住所宛に資料を送付させていただきます
受付番号を確認したい場合は、ショートメッセージをご覧ください
ご利用ありがとうございました
3. SMSメッセージ設定
SMSメッセージに関する設定をします。
「SMSメッセージ設定」の右側にあるトグルをONにすると設定項目が表示されます。
本サンプルシナリオでは、「ガイダンス」「SMS本文」以外の項目については初期設定状態から変更する必要はありません。各設定項目の詳細については「関連情報」よりユーザーマニュアルをご参照ください。
3-1. ガイダンスの登録
「最後の設問の後、SMSメッセージ送信前」のタイミングで再生されるメッセージです。
下記の文言を設定します。
ショートメッセージを送信します
3-2. SMS本文の登録
エンドユーザーに送信されるSMSの本文です。
下記の文言を設定します。
資料請求のお申し込みをいただきありがとうございます。
下記の受付番号にて資料請求を受付けいたしました。
資料がお手元に届くまでしばらくお待ちください。
受付番号:{{.receipt number}}
ご利用ありがとうございました。
4. オプション設定
「オプション設定」では、シナリオ全体に対する設定をします。
通話内容をメール通知する設定や一部のエラーメッセージの設定、通話時間等に関する設定ができます。
オプション設定上の「設問設定」で設定した内容は、すべての「音声回答設問」に対し適用されます。
本サンプルシナリオでは初期設定状態から変更する必要はありません。
各設定項目の詳細については「関連情報」よりユーザーマニュアルをご参照ください。
初期設定では下図のような設定となっています。
5. シナリオの保存
シナリオ詳細画面右上の [ 保存 ] ボタンより設定を保存します。
[ 保存 ] ボタンをクリックすると、シナリオ保存モーダルが表示されます。シナリオ保存モーダル上では「サンプル音声」、「音声設定」の設定ができます。
シナリオ保存モーダル内の「サンプル音声:作成する」にチェックを入れ [ 保存 ] ボタンをクリックします。
※ 「サンプル音声」で「作成する」を選択すると、シナリオに設定された各テキストの音声合成結果をシナリオ詳細画面で確認できるようになります。サンプル音声の確認方法についてはStep2でご案内いたします。
※サンプル音声は、「作成時(シナリオ保存時)」に音声合成費用、「再生時」に音声再生費用がそれぞれ発生します。詳細は「関連情報」よりユーザーマニュアルをご確認ください。
本サンプルシナリオでは、「音声設定」の項目は初期設定状態から変更する必要はありません。
各設定項目の詳細については「関連情報」よりユーザーマニュアルをご参照ください。
初期設定では下図のような設定となっています。
関連情報
以上で、着信シナリオVoiceタイプの作成は完了です。お疲れ様でした!
次のStepでは、ここで作成したサンプルシナリオの動きを実際に確認してみましょう。