本コンテンツは、MOBI VOICEの『発信シナリオ』の活用方法のご紹介と、
本機能を有効に活用していただくための便利機能についてもご紹介します。
ユースケース
課題
発信シナリオを活用することで、これまではできていなかったことの実現や、
業務の効率化を実現したい。
<ケース>
エンドユーザーに対して、督促やリマインドコールのような定型的な内容を伝えたり、
アンケートの収集などの定型的なヒアリングをボイスボットによって自動化させたい。
機能の活用
『発信シナリオ』を利用すれば、指定した電話番号に発信をして
「督促」や「リマインドコール」のような一方向の案内メッセージを伝えることができます。
また、「アンケート」のような双方向のやり取りも行えます。
例えば、オペレーターの応対評価を取りたい場合には、
オペレーターとの対応が完了後に発信元(エンドユーザー)の電話番号宛に発信を行い、
オペレーターの応対評価をヒアリングするシナリオを流すことが可能です。
上記のような用途以外にも様々な便利機能がございますので、以下にてご紹介いたします。
発信シナリオ活用ケースのご紹介
◼️ 催促連絡で利用する場合
例えば、
『 こんにちは、〇〇様。モビルス会社でございます。お支払いのご案内です。
ご登録のご請求について、入金の締切日は△月△日となっております。ご入金金額は□□円です 』
といった催促連絡を行う場合、上記の「〇、△、□」のそれぞれに
任意の内容を設定して発話させることが可能です。
事前に「ユーザー属性置換タグ機能」を使用して発信用のCSVを作成いただく必要はありますが、
一度の操作で多くのお客様に各お客様に応じた内容を発話させることができます。
催促連絡用の発信シナリオを作成する際には、こちらのマニュアルを参考にしてください。
・発信シナリオの作成方法
・ユーザー属性置換タグ機能を使った発信先CSVの作成方法
◼️リマインドコールで利用する場合
例えば、
『こんにちは、〇〇様。モビルス株式会社でございます。ご予約日が近づいてきましたのでご連絡しました。
〇〇様のご予約は、△月△日△時~ となっております。もし変更やキャンセルをご希望の場合は、
SMSからお送りするURLから会員専用ページにアクセスしていただき、お手続きください。』
といったリマインドコールを行う場合は、お客様に漏れなく案内することが重要ですので、
発信するだけでなく「SMSメッセージ送信機能」を使用して、電話に出られなかったお客様へ
SMSを送信してご案内をしたり、SMS上に会員専用WebページURLへの案内文を記載して、
特定のWebページに誘導することも可能です。
・発信シナリオの作成方法
・ユーザー属性置換タグ機能を使った発信先CSVの作成方法
・お客様につながった場合にSMS送信する際の設定方法
・お客様につながらなかった場合にSMS送信する際の設定方法
・参考:SMSメッセージの書き方と配信時の注意事項
◼️アンケートで利用する場合
例えば、
『先程はお問い合わせをいただき、ありがとうございました。
オペレーターの品質改善のため、簡単なアンケートへのご協力をお願い致します。』
といったアンケートを行う場合には、お客様の拘束時間をできる限り少なくする必要があるため、「マイページ機能」を使用して、アンケート用のWebページに誘導することが可能です。
上記のガイダンス以降に、
『これからアンケートフォームをSMSにてお送りいたします。アンケートにご協力いただける方は「1」を、
ご協力いただけない場合はこのままお切りください。』
といった設問を用意し、「1」を押した方にのみアンケート用のWebページURLをSMS送信することで、
電話の拘束時間を減らし、アンケートに回答してもらいやすくすることができます。
アンケート用の発信シナリオを作成する際には、こちらのマニュアルを参考にしてください。
▼「マイページ機能」関連
・SMS本文上に「マイページURL」を記載する方法
・「マイページ」の中だけに表示する設問を設定する
・「マイページ」に表示させたくない「設問」を設定する
まとめ
本記事では、MOBI VOICEの「発信シナリオ」を活用することで、
業務の効率化や運用の最適化を実現する方法をご紹介しました。
発信シナリオを活用することで、以下のような用途に対応できます。
・催促連絡 : お支払いの催促を自動化し、適切なタイミングで通知
・リマインドコール: 予約や手続きのリマインドを行い、スムーズな対応をサポート
・アンケート : オペレーター対応後の応対評価アンケートを自動化し、フィードバックを効率的に収集
さらに、「SMS送信機能」や「マイページ機能」を組み合わせることで、
より効果的な通知や案内が可能になりますので、ぜひご活用ください。